こんにちは!
30度を超える暑さが続いていますね。少し外に出るだけでたくさん汗をかいてしまうため、屋外活動はなかなか大変な時期になりました。しかし、仕事ともなればそうも言ってはいられません。
そこで今回は、わらしべ舎の外で行っている活動を紹介したいと思います。
わらしべ舎の活動場所のひとつである天沼公園では、今年もホタルの飛ぶ姿を見ることが出来ました。
6月の後半から7月の頭にかけての短い期間ではありますが、地域の人たちはホタルの姿を一目見るために夜の天沼公園に足を運んでいました。
天沼公園とは、わらしべ舎の近くにある地域住民の憩いの場である公園であり、以前にはホタルが自生する場所でもありました。
しかし、近年では開発が進みホタルの姿を見ることが出来なくなってしまっていました。
そこで、地域の人たちが協力しあい以前の天沼を取り戻すために「天沼公園愛護協力会」を立ち上げ、わらしべ舎もそこに参加しています。
わらしべ舎で行っているのはゴミ拾いや草刈りなどの清掃活動と、ホタルの幼虫の飼育とEM製品の制作です。
ホタルの幼虫は、今年も親ボタルの生んだ卵からたくさん孵化しています。
ホタルの幼虫は1~2年で成虫になるため、来年成虫になって飛ぶことが出来るように日々のエサやりと水槽の掃除が欠かせません。
また天沼公園の浄化活動では、わらしべ舎で制作しているEM製品を使用しています。
EMとは安全で有用な微生物を共生させたものであり、汚染された水質を改善する効果があります。
そのEMを培養しながら、EM発酵液やEMダンゴといった製品作りに取り組んでいます。
また、EM発酵液は悪玉菌の繁殖予防の効果はもちろん消臭効果もあります。なので、わらしべ舎では清掃の際にEM発酵液を薄めて使用したりもしています。
来年は天沼公園で今年以上の数のホタルを見ることが出来るように、わらしべ舎ではホタルの幼虫の飼育やEM製品作りを頑張っています!
ぜひ来年を楽しみにお待ちください。